非日常を味わえる趣味6選【海・川・空の大冒険】

「今こそ、“心を動かす予定”をカレンダーに」
「ただ毎日が流れていくだけ。何か、心を揺さぶることがしたい」
朝起きて、仕事をして、帰って寝る。
そんな日々をこなしていくうちに、
「最近、自分の心って動いてる?」と、ふと立ち止まる瞬間がある。
友人のSNSを見てはうらやましくなり、
次の連休の予定も特に決まらないまま、
なんとなくスマホをスクロールして夜が更けていく。
でも、本当は知っている。
自分の中に、もっと鮮やかで、もっと大胆な感情が眠っていることを。
この記事では、
そんなあなたの“心の深呼吸”を取り戻すきっかけになるような、
「非日常をまるごと味わえる」冒険型の趣味を6つご紹介します。
水に飛び込む。空を舞う。地底を探る。
いつもの延長線にはない体験だからこそ、
あなたの“生きてる実感”を、もう一度呼び覚ましてくれるはずです。
あなたの気持ち・傾向は?
- 同じ日常に少し飽きているが、何をすれば変えられるのかがわからない
- 最近“感情を揺さぶられた体験”をしていないと感じている
- SNSや映画で見て、ずっと気になっていた非日常体験がある
- 「ただのリフレッシュ」ではなく、自分が変わるような強い体験を求めている
- 忙しさや責任のなかで、“自分のための時間”が後回しになっている
大人になってからの“はじめて”は、
あなた自身をもう一度更新してくれる時間になる。
「こんな景色、知らなかった」
「こんな自分、まだ残ってたんだ」
そう思える瞬間を、自然の中で見つけにいきませんか?
大人が新しい趣味を始め、長く楽しむためには、次の3つの要素が重要です。
- 最初の一歩がカンタン
- 始めて72時間以内の「できた!」
- 小さな達成感がモチベーションにつながる
- 週1回など自然に触れるきっかけがある
- 「なんとなく続けてたら、いつの間にか習慣に」
- 無理のないペースで楽しめる
- 他人にちょっと褒められたり、シェアできる
- 自分の暮らしがちょっと豊かになる
- 「やる意味」があると感じられる
【非日常を味わいたい】人におすすめの趣味6選

“川を登る”という非日常が、心と体を一気に目覚めさせる冒険”
おすすめ度
- 自然の中で、全身を使ってリフレッシュしたい
- ストレスを汗と一緒に流したい
- 「ちょっと怖いけどワクワクする」感覚を味わいたい
シャワークライミングは、沢や滝を歩いたり登ったりしながら進む、まさに“水の中の山登り”。専用ウェアとヘルメットでしっかり守られた状態で、冷たい水に飛び込んだ瞬間、思考より先に体が目覚めます。
実際、水温20度前後の水に触れることは「コールドエクスポージャー(冷水曝露)」と呼ばれ、ストレス軽減や集中力の向上を促すことが、科学的にも示唆されています。
そして、冷たさに慣れてくると、足元の苔の感触や水の流れ、鳥の声、遠くの風の音までくっきり感じられるようになるのです。
シャワークライミングは6月〜9月の夏季限定アクティビティ。毎年、「あの滝にまた会いたい」と思えるリピート型の体験として定着する人も少なくありません。
「非日常を味わうことで、心の解像度が上がる」――そんな感覚をくれる趣味だからこそ、旅行先の候補にもなり、友人との恒例イベントとしても続きやすい。
ひとしきり水に打たれ、岩を超えてたどり着く滝の上。 そこで見える景色と流れる冷たい空気は、カラダと心の“深呼吸”になります。
自然の中で「前に進んだ」という実感は、日常の小さな挑戦にもつながり、少しの勇気をくれる支えになります。
はじめやすくするヒント
「初心者OK」「レンタル装備あり」の体験ツアーが各地にあり、旅行先や週末に手ぶらで参加可能。 「濡れてもいい」気持ちさえあれば、準備はほとんどいりません。
失敗しやすいポイント
水に濡れる・滑るなどのイメージで不安になる人も多いけれど、実際はガイドがサポートしてくれるため安心。 夏の水温に油断して体調を崩すケースもあるので、防寒インナーの活用やこまめな休憩を忘れずに。
天候の影響を強く受けるため、雨天中止や水量調整など柔軟な気持ちも必要です。

“びしょ濡れのまま、大人が本気で笑える時間。“
おすすめ度
- チームで達成感を味わいたい
- 自然と一緒に全力で遊びたい
- 笑って叫んで、心を解放したい
ラフティングはゴムボートに最大8人で乗り込み、インストラクターの指示のもと川を下るアクティビティ。急流でのスリルと、穏やかな流れでの安堵、そのメリハリが心と体を同時に揺さぶります。
「声を出す」「笑う」「漕ぐ」といった全身運動は、ストレスホルモンのコルチゾールを下げ、エンドルフィンを促すという研究も。
川に飛び込む遊びや、仲間と水をかけ合う瞬間の笑い声が、知らぬ間に“いつもの自分”を開放してくれます。
長瀞(埼玉)・吉野川(徳島)・富士川(静岡)など、ラフティングスポットは全国に点在。
旅行や帰省に組み合わせやすく、夏の定番イベントとして定着させる人も多数。水量や川の表情が毎回違うからこそ、リピートしても飽きずに楽しめます。
川の音がまだ耳に残っている。腕が少し重い。でも、それ以上に体に満ちるのは、「やりきった感」。
一緒に漕いだ仲間と、びしょ濡れの笑顔で交わす「楽しかったね」が、いつまでも心に残る。
その一枚の写真が、次の夏の冒険のきっかけになります。
はじめやすくするヒント
初心者歓迎のツアーが豊富で、事前説明や安全装備も万全。友人とでも、一人参加でもすぐ打ち解けられるアクティビティです。
失敗しやすいポイント
水温対策を忘れると体力を消耗しがち。ウェットスーツの下に着る速乾インナーなど、温度調整できる準備が鍵。 グループの中で遠慮しすぎると楽しみきれないので、思いきり声を出すことがコツ!

“重力から自由になったそのとき、本当の自分に出会える。“
おすすめ度
- 思い切って人生を変えるような体験をしてみたい
- 恐怖と興奮の境界線を超えてみたい
- 世界を“見下ろす視点”から見てみたい
スカイダイビングは、高度3,000〜4,000mの上空からインストラクターと一緒に飛び降りるアクティビティ。
パラシュートが開くまでの約30〜60秒、空気を切り裂いて落ちる「フリーフォール」では、脳が情報を処理しきれず、音も思考も一瞬止まったような感覚に。
「怖かったけど、飛んだあとはずっと笑ってた」――多くの参加者がそう語るこの体験は、言葉にしきれない“自分を超える瞬間”そのもの。
スカイダイビングは“記念日”や“節目”に選ばれることが多く、「やりたいことリストに入れてた」と参加する人も多数。
全国の有名スポット(富士山周辺、関東・沖縄など)では、インストラクターと一緒に飛ぶ「タンデムジャンプ」が基本で、安全講習も充実。
一度体験して「次は友達と一緒に」とリピートする人も少なくありません。
飛び出す直前の恐怖。 飛んだ瞬間の静寂。 着地したときの、自分への誇り。
スカイダイビングは、日常では絶対に得られない「感情の振り幅」があるからこそ、一生ものの記憶になります。
「自分は、あの空から飛んだんだ」――そう思い出せるだけで、ちょっとやそっとのことでは揺るがない自信が、あなたの中に根を張っていきます。
はじめやすくするヒント
「タンデムジャンプ」なら、事前講習込みで1日で完結。装備や手続きもすべて現地で準備されているので、思い立ったら予約するだけでOK。
失敗しやすいポイント
飛ぶ前に怖さが勝って、直前キャンセルする人も。ただし、インストラクターの説明と事前シミュレーションで不安はかなり和らぎます。 当日のコンディション(風・天候)による中止もあるので、日程に余裕を持つのがベター。

“ヘッドライトひとつで、暗闇の奥へと踏み込んでいく冒険。“
おすすめ度
- 非日常の世界で、冒険心を目覚めさせたい
- 静かな場所で“自分だけの感覚”に浸りたい
- 日常の喧騒から離れて、地球の奥深さを感じたい
ケイビングとは、ヘルメットとライトを装着し、地底に広がる自然の洞窟を探検するアクティビティ。
音も光も遮断された空間で、自分の呼吸と足音だけが響く瞬間に出会えます。
冒険といっても、初心者コースは歩いたり、少し屈んで進んだりするレベルが中心。狭い場所に入る前には必ず確認があるため、閉所が苦手な人でも相談しながら調整できます。
初めての人の多くが「こんな世界が地球の中にあったなんて」と驚くのが印象的です。
洞窟ごとに地形も表情も違うため、毎回違う景色と感覚に出会えるのが魅力。
ガイド付きの少人数ツアーが基本なので、初めてでも丁寧にサポートしてくれます。
1回体験した人が、次は“もう少し長いルート”や“別の地形”を求めて通うケースも多く、「地底ハンター」的にハマる人も。
日帰りツアーが多く、装備はレンタルでOKな点も継続しやすい理由です。
狭くて暗い場所に対して、「不安」や「恐怖」があるのは自然なこと。
でも、そこをひとつひとつ進んでいくことで、“未知=怖い”という感覚がゆっくり塗り替えられていきます。
「足を一歩出せば、道はちゃんとある」。
そんな感覚が、洞窟の中で確かに刻まれていく――。
非日常を通じて、自分の“内なる勇気”に出会える時間です。
はじめやすくするヒント
「初心者歓迎」「ライトコース」などで検索すれば、比較的ゆるやかなケイビングツアーがヒットします。
「動きやすい服装・汚れてもいい靴」だけあればOKなツアーが多く、最初の一歩も踏み出しやすいです。
失敗しやすいポイント
「暗い」「狭い」と聞くだけで身構えてしまうのはよくあること。でも実際は、事前説明やライト設備も万全で、意外なほど安心して進めます。
不安が強い場合は、あえて少人数のプライベートツアーを選ぶのもおすすめ。

“一日のはじまりが、人生の転機に変わるかもしれない。”
おすすめ度
- 朝の空気を、誰よりも高い場所で感じてみたい
- 「時間が止まったような体験」に惹かれる
- 静かに深呼吸できる時間が欲しい
サンライズ気球フライトは、夜明け前に出発し、日の出の瞬間を上空で迎えるアクティビティ。
バーナー音以外はほとんど無音。空に浮かぶ気球の中は、まるで“音のない映画館”にいるような不思議な感覚になります。
「朝日が昇るスピードと、自分の心がほどけるスピードが一緒だった」
そんな言葉を残す参加者も。
非日常だけど、怖さは少なく、初めてでも「ただ立っているだけ」で楽しめる安心設計です。
春は桜の絨毯、夏は青い田園、秋は黄金の稲穂、冬は霜のきらめき。
空からの景色は、地上よりもずっと季節に敏感です。
「またこの景色を見に来たい」と思う人が多く、旅先や記念日、家族との朝活に取り入れられることも。
運行地域は栃木、群馬、山梨など関東圏を中心に全国に点在し、気軽に予約できる点も続けやすさの理由です。
上空にいて、地上の風景が小さくなっていくと、不思議と「孤独」ではなく「つながり」を感じることがあります。
すべてを俯瞰で見渡すことで、自分の悩みが小さく見えたり、遠くにいたはずの人のことをふと思い出したり。
「空からの景色が、気持ちの整理を助けてくれた」という声も。
空を飛ぶことで、心が地上に着地していく――そんな感覚を味わえる趣味です。
はじめやすくするヒント
「サンライズ 気球 体験」などで検索すると、観光地を中心に多数のツアーが見つかります。
予約は早朝の集合が多いため、宿泊とセットにするのが◎。
インストラクター同乗で操作不要・完全ガイドつきです。
失敗しやすいポイント
天候により中止になりやすいため、事前に予備日を確保しておくと安心。
また、朝露や冷え込みに備えて、防寒対策と温かい飲み物を持っていくのもおすすめです。

“見上げるだけじゃない。星と“つながる”という贅沢。”
おすすめ度
- 癒されたいけど、どこに行けばいいのかわからない人
- 自然は好き。でも虫や寝袋はちょっと無理…という人
- 忘れていた「空の広さ」を、静かに感じてみたい人
グランピングは、テントやコテージなどにホテル並の設備が整った“優しいキャンプ”。
火を起こす必要も寝袋も不要で、ただ**「何もしない贅沢」を味わう空間**です。
そこに加わるのが、“星空タイムラプス”という体験。
スマホやカメラをセットし、星の動きを記録するだけで、自分の夜が「一本の物語」になる瞬間が生まれます。
都会の喧騒から離れ、焚き火と星のもとでぼーっとするだけで、感情の輪郭が少しやさしくなります。
グランピング施設は全国に増加中。
「星空の名所」+「整備された環境」= “初心者でも自然に浸れる”構造がすでに整っているのが特徴です。
タイムラプス撮影も、スマホの標準機能や無料アプリで簡単にできます。
自分だけの「星の記憶」を集めていくことで、毎回の夜が小さなアルバムのように感じられます。
自然の中に身を置くことで、人は“自律神経が整う”とも言われます。
満天の星を見上げながら呼吸を整えていくと、不安も焦りもすっと引いていくのを感じるはず。
「誰かに見せるため」じゃなく、「自分に見せるため」に星を撮ったとき、
自分の“好き”を、自分の手でちゃんと肯定できた――そんな静かな感動が残ります。
はじめやすくするヒント
「グランピング 星空 観測」などで検索すると、標高の高い場所や暗い地域に特化した施設が見つかります。
多くがバーベキューや焚き火付きで、準備ゼロでも楽しめるように設計されています。
タイムラプスはスマホ固定+アプリで簡単に。
失敗しやすいポイント
星の撮影は意外と気温が低く、夜風に油断しがち。
防寒着とモバイルバッテリーの持参が鍵。
また、「星が見えない日」もあるので、あえて曇り予報の日は焚き火メインに切り替える柔軟さも大切です。
まとめ:ちょっと怖い。でも、確実に心が動く体験が、ここにある。
“日常の外側には、まだ知らない自分がいる。”
「大人になったら、冒険なんてもうない」
――そんなふうに、思っていたかもしれません。
でも、
シャワークライミングで滝をのぼるとき。
ラフティングで仲間と笑いながら漕ぐとき。
スカイダイビングで空を飛んだあの一瞬。
星空のもとでただ静かに呼吸する夜。
そんな“日常の外側”の体験は、ただの刺激じゃありません。
それは、自分の中にまだこんな感情が残っていたんだ、
こんなふうに世界を見られるんだ、という――
新しい「自分との出会い」でもあるのです。
「非日常」は、少し怖い。
でも、それを越えた先には、
“よく生きてるな”って思える自分が、ちゃんといる。
Shumiruは、そんな気持ちの変化も“趣味”として大切にしたい。
ただの遊びじゃなく、ただの思い出でもない。
あなたの人生のどこかを、ちょっと揺らしてくれる。
そんな趣味との出会いを、これからもお届けしていきます。